結婚式招待状ってめんどくさい？返信ハガキやマナーについて紹介
式の半年ほど前から準備が必要とされる結婚式招待状。
式場または式場提携業者に依頼したり、はたまた一から自分達で手作りしたりと、結婚式招待状の用意の仕方はカップルによりさまざまです。近年は紙の招待状ではなく、WEB招待状を利用するカップルも少なくありません。
今回は結婚式招待状を作成する方法やマナーについて詳しくご紹介します。招待状をスムーズに準備できれば、他の作業に時間を費やせるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。
結婚式招待状の用意の方法
結婚式招待状の用意の仕方は、下記の4通りあります。
- 式場または式場提携の業者に依頼して作成する
- 外部の業者に依頼して作成する
- 一から全て手作りする
- WEB招待状を利用する
まずは順番に、それぞれのメリット・デメリットについてご説明しましょう。
式場または式場提携の業者に依頼して作成する
結婚式招待状を作成するカップルの中でも、式場または式場提携の業者に依頼する方が一番多いです。
式場に準備を依頼するメリットは、別の業者とやりとりする手間がかからず、持ち込み料金もかからない点。
デメリットは他の方法で結婚式招待状を用意した場合に比べて、費用が最も高い点です。
手間が少ない分、他のこだわりポイントに時間や手間をかけるカップルも多くいます。
また招待状にお金をかける分、他のペーパーアイテムなどを手作りして費用を抑えるやりくりも可能です。
外部の業者に依頼して作成する
式場とは関係のない外部の業者に結婚式招待状の作成を依頼するカップルもいます。
メリットは、式場に依頼するのと比べて外部の業者に頼んだ方が料金が割安になる点。
また、デザインのバリエーションも式場に依頼するより豊富な場合が多いです。
デメリットは、式場以外との手続きや打ち合わせが必要なため手間がかかる点。
そして、式場によっては外部業者に頼むと「持ち込み料」として費用を請求される場合があるので注意が必要です。
招待状にもこだわりたいけど、手作りするほどの手間はかけられないカップルには外部業者での招待状作成がオススメ。
一から全て手作りする
- 時間や手間暇がかかっても少しでも費用を抑えたい
- 結婚式招待状もこだわりを詰め込みオリジナリティを出したい
- 手作りが好き
- 手間暇をかけて心がこもった結婚式招待状を用意したい
上記に当てはまるカップルには、一から結婚式招待状を手作りすることをオススメします。
招待客が多い場合には想像以上に時間と手間がかかりますが、世界に一つだけの結婚式招待状ができることが手作り最大のメリット。
使用する材料などにもよりますが、業者に依頼するよりも費用が抑えられる場合が多いのも魅力です。
デメリットは時間と手間がかかる点。
計画的に物事を進めないと後々焦ることになるので、注意が必要です。
手作りの結婚式招待状を受け取る招待客には、心を込めた温かみがしっかり伝わることでしょう。
WEB招待状を利用する
近年徐々に数を増やしているのが、WEB招待状を利用するカップルです。
- 無料で作成できる業者がある
- 個別でメッセージを添えられる
- 動画の埋め込みが可能
と、WEB招待状だからこその魅力がたくさんあります。その他に、なんとご祝儀の事前決済機能サービスが利用できるところも。
ただし年配の方などはWEB招待状に不慣れなことが予測されるため、紙の結婚式招待状を別で用意するなどの配慮をしたほうが良いでしょう。
結婚式招待状を作成する場合のマナー
結婚式招待状には、守らなければならない基本的なマナーがいくつかあります。
- 準備しなければならないもの
- 招待状の基本的な形式
- その他のマナー
に分けて順番にご説明します。
準備しなければならないもの
紙の結婚式招待状で必要とされるものの基本は下記の通りです。
- 封筒
- 挙式・披露宴招待状
- 返信用ハガキ
- 会場地図・アクセス方法・式場行きバスの案内
- 切手
また、場合によっては下記の同封も必要です。
- 二次会の案内
- 受付やスピーチ、乾杯の挨拶や余興などの依頼
中には上記に加えて、ひとりひとりに個別のメッセージを同封するカップルもいます。
招待状の基本構造
結婚式招待状において最も重要な「挙式・披露宴招待状」には、下記のような基本の文章構造があります。
- 頭語
- 時候の挨拶
- 結婚の報告と挙式・披露宴開催のお知らせ
- 結語
- 差出日
- 差出人（カップルふたりの名前）
- 挙式・披露宴の日付・時間・会場場所と連絡先
- 返信ハガキ締切日
具体的な文章例
具体的な文章例は、下記を参考にしてください。
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謹啓 ○○の候
皆様には益々ご清祥のこととお慶び申し上げます
さて このたび私たちふたりは
結婚式を挙げることとなりました
つきましては 日頃お世話になっている皆様に
お集まりいただき 披露をかねまして小宴を催したく存じます
ご多用中 誠に恐縮ではございますが
ぜひご出席くださいますよう ご案内申し上げます
敬白
令和○年○月吉日
新郎名前
新婦名前
記
日 時 令和○年○月○日（○曜日）
受 付 ○時○分より
挙 式 ○時○分より
披露宴 ○時○分より
場 所 ○○ホテル
式場住所
式場連絡先
なお 誠に勝手ながら ご都合のお返事を
○月○日までにご一報くださいますよう お願い申し上げます
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上記の文章例は一例です。招待客が目上の場合はより畏まったり、親しい友人や親族の場合は少しくだけたり、カップルの好みの文体に変えたりも可能です。
その他のマナー
結婚式招待状作成において、守らなければならないマナーは下記の通りです。
- 句読点を使わない：縁の区切りをイメージさせるため（「、」「。」など）
- 忌み言葉を使わない：縁起が悪いため（「切る」「別れる」「去る」など）
- 重ね言葉を使わない：再婚を想起させるため（「たびたび」「くれぐれも」など）
上記の言葉に気をつけ、文章例を参考にしながらおふたりらしい招待状が作成できると良いですね。
ただし、カジュアルすぎる文章は失礼にあたるので、ファーマルさを意識し心遣いを忘れないことが大切です。
結婚式招待状を用意しなくて良い場合
結婚式招待状には1通あたり平均400円近い金額がかかります。招待客の人数にもよりますが、万単位のお金がかかるのは必須。
招待状にお金をかけるなら、料理や会場、ドレスにお金をかけたいと、招待状を用意しないカップルも今は増えています。
結婚式招待状を出来るだけ用意したくないカップルにオススメなのは、【結婚式招待状を用意しなくても良い結婚式】を選ぶこと。
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「少人数挙式」や「フォトウェディング」は、伸び伸びと自分達らしい結婚ができると近年とても人気のスタイルです。
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