コラム

ハワイの出雲大社ってどう行くの?参拝方法は?

ハワイにも神社があるのをご存じですか?「なんで日本の神社がハワイにあるの?」と疑問に感じる方もいるかもしれません。
実はハワイに神社があるのは日系人が多いからです。ハワイのオアフ島には4つも日本の神社があります。
「ハワイ金刀比羅神社(ことひらじんじゃ)」、「ハワイ太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」、「ハワイ石鎚神社(いしづちじんじゃ)」、そして今回ご紹介するのが「ハワイ出雲大社(いずもたいしゃ)」です。
ハワイの出雲大社ってどう行くの?参拝方法は?

ハワイ出雲大社とは

縁結びの神様として有名な島根県の出雲大社。その分社として1906年にハワイに建立されました。
ハワイ出雲神社の場所は、チャイナタウンの近く、ダウンタウンエリアにあります。
近隣にはカメハメハ大王像やイオラニ宮殿があります。ワイキキから、トロリーやバスを使って参拝に行くのがおすすめです。

ハワイ出雲大社の参拝方法

ハワイ出雲大社も日本の神社にならって参拝をします。それでは、参拝方法の流れを見ていきましょう。

鳥居の前で一礼

鳥居をくぐる前に立ち止まりましょう。神殿に向かって一礼してから参道に入ります。また、参道では中央を通らず、神主さんとすれ違う際にはさりげなく道を譲るのがマナーです。

水で清める理由とは

本殿の手前にある、水盤(水が溜められたところ)のある場所を手水舎(ちょうずや)といいます。
手水舎で柄杓(ひしゃく)を使って手と口を注ぎましょう。その理由としては、神様は不浄に触れると、その力をなくしてしまうという考えがあります。
ですので、聖域に入る前には、手水舎の水で清めることが、しきたりになったのです。
作法を守って、しっかりと清めるようにしましょう。手水舎の作法の手順は以下の通りです。

① 手水舎の前で一礼
② 柄杓を右手に持ち、水をすくって、左の手を洗う
③ 柄杓を左手に持ちかえ、右の手を洗う
④ 柄杓を右手に持ちかえ、水をすくい、左の手のひらに水を溜める
⑤ 溜めた水を口に含み口の中を洗う
⑥ 口もとを隠しながら、水を下に吐き出す
⑦ 再度、左手を洗う
⑧ 柄杓を、たてにして、残っている水を柄杓の柄の部分に流すようにかける
⑨ 柄杓を下向きにして元の位置に戻す

神殿の前の作法

神殿の前での振る舞いを確認しておきましょう。
① お賽銭を入れる
② 鐘を鳴らし二礼する
③ 手を4回叩く(出雲大社の場合)
手を打つときは、右手を少し引き、両手を合わせないで打ちましょう。理由としては、神様より1歩下がることで、神を敬う気持ちを表すことができるからです。
④ 一礼する

以上、ハワイ出雲大社の場所や参拝方法について触れてきました。ハワイでお正月を過ごした方なら、初詣にハワイの神社を参拝された方も多いのではないかと思います。
しっかりとした参拝方法は、周りの参拝者のお手本になるかもしれませんね。
最後に、ハワイの神社のお守りや御朱印は日本のとはちょっと違ったテイストになっています。
ハワイらしさがあるので、ご家族へのお土産にもおすすめです。ぜひ参拝する際はチェックしてみてくださいね。

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